(日本芸術院の性格)
第一条 日本芸術院は、芸術上の功績顕著な芸術家を優遇するための栄誉機関とする。
(組織)
第二条 日本芸術院は、院長一人及び会員百二十人以内で組織する。
第三条 会員は、部会が推薦し、総会の承認を経た候補者につき、院長の申出により、文部科学大臣が任命する。
2 前項の部会の推薦する者は、部会において芸術上の功績顕著な芸術家につき選挙を行い、部会員の過半数の投票を得た者とする。
3 前項の投票において、病気その他の事故のため出席できない者は、郵便その他の方法により投票することができる。
第四条 会員は、終身とする。ただし、会員が退任を申し出た場合には、総会の承認を経て、これを認めることができる。
第五条 院長は、芸術に関し卓越した識見を有する者のうち、会員の選挙により過半数の投票を得た者につき、文部科学大臣が任命する。
2 前項の場合において、過半数の得票者のないときは、投票の最多数を得た者二人につき、更に会員が投票を行い、多数の得票を得た者をもつて当選者とする。ただし、得票数が同数のときは、年長者をもつて当選者とする。
3 第三条第三項の規定は、前二項の選挙に準用する。
7 院長に事故があるときは、部長のうち最年長者が、その職務を代理する。
第六条 各部に属する会員により部長として互選された者は、各部の部務を掌理する。
(会議)
第七条 日本芸術院の会議は、総会、部会及び連合部会とする。
2 総会は、年二回、院長が招集する。ただし、必要があるときは、臨時にこれを招集することができる。
4 連合部会は、関係する部の部長の申出により、院長が招集する。
5 総会は、会員の過半数が出席しなければ、議決をすることができない。ただし、あらかじめ通知した議題について、書面をもつて意思を表示した者は、その議題に限り、出席したものと認めることができる。
7 前二項の規定は、部会及び連合部会の会議に準用する。
(職員)
第八条 日本芸術院に事務長その他所要の職員を置く。
2 事務長は、院長の指揮をうけ、日本芸術院に関する庶務を整理し、その他の職員は、上司の指揮をうけ、庶務に従事する。
(雑則)
第九条 この政令に定めるもののほか、日本芸術院の運営に関し必要な事項は、総会の議を経て、院長が定める。